新大谷石チェーン挽き 150×297×890 基本

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この商品は石塀（組積造）向けの加工をした大谷石です。
コンクリートブロックの基本型に該当します。

「合口加工」とは石と石との結合部に溝を作ることで、トロを流したり鉄筋を通したり耐震補強ができる加工です。
「淀加工」とは所定の幅で1段彫り込むことで、石材の陰影が強調されより重厚さを際立たせる加工です。
淀加工は石塀の2段目以降で使用しますが、1段目から採用する場合もあります。
淀加工は下淀（段差が下側）になるように使用しますが、上淀で使用する場合もあります。
※「淀切り」あるいは「江戸切り」とも呼びます。

新大谷石チェーン挽き仕上げ。
細目大谷石のきめ細かい肌面と、大谷石の数倍の強度を実現したスーパー大谷石です。
通称五十石（ごとお）と呼ばれコストパフォーマンスが高く大谷石で最も普及している形状です。
石塀を始め、敷石、門柱、土留めなど耐久性を必要とされる外構に最適です。
新大谷石の塀材は角欠け防止のため面取り加工がしてあります。

商品スペック

石目	新大谷石（大谷石コンクリートブロック）
等級	1等品
加工方法	チェーン挽き
サイズ	150×297×890（単位：mm）
重量	76kg
推奨使用用途	石塀、土留め
経年変化の色イメージ	変化無し（青みがかったグレー系）
参考納期	即納、もしくは受注生産
梱包方法	パレット梱包（配送料別途御見積もり）
最小ロット数	5本以上

石塀（ブロック塀）の使用部位

石塀では下記イメージ画像を参考に使用してください。（イメージ画像通りに使用されない場合もございます。）
淀石は主に石塀の2段目以降で使用する場合が多いです。
1段目から淀石を採用する場合もあります。
淀石は下淀（淀加工が下側）になるように使用しますが、上淀に使用する場合もあります。

新大谷石とは

天然大谷石を骨材に使用し、大谷石同様の加工方法で製造する大谷石コンクリートブロックです。
ミソが少ない細目大谷石の美しい肌面と、耐水性、耐摩耗性に優れ外構での使用に特化した大谷石の新しい形です。

石塀に使用すれば外観は大谷石塀そのもので、モルタルとの相性も良く、鉄筋補強にも対応可能なため耐震性にも優れます。
またミソの抜けによる空洞が無く、耐摩耗性を生かして敷石でも活躍できます。
きめ細かい肌面は和門柱・洋門柱にも美しく、天然大谷石同様に450角、600角、900角といった格式ある大型サイズの角門柱にも対応可能です。

使用用途は石塀（ブロック）、門柱、敷石、土留め等で使用することができます。
コンクリート製品のため、ピザ窯での使用は中目大谷石、荒目大谷石をご使用ください。

旧規格の新大谷石の寸法は145×300×900（単位：mm）になります。補修等で使用する場合はご注意ください。

新大谷石の色見本（色の変わり方）

サンプル画像は約15cm角の新大谷石です。
新大谷石はコンクリート製品のため、天然大谷石に見られるような色の変化はありません。
大谷石の経年変化前の青みがかったグレー系がベース色になります。

新大谷石の色見本

推奨使用用途比較表

大谷石は石目によって石質が少し変わります。
下記比較表を参考にしながら使用用途に合った大谷石をご選択ください。

チェーン挽きとは

超硬合金を取り付けたチェーンソーで切削する加工方法。
仕上げ面に縦ラインのチェーン模様が残るのが特徴的です。

寸法に多少のバラつき、角欠けが生じる場合がありますが、安価に制作が可能です。
石塀（組積造）用の加工にも対応しており、建築用コンクリートブロックのように鉄筋を通したりモルタルを充填することも可能です。

加工の際に水を使用しないため、石粉が多少付着した状態のまま納品になります。
※ナイロンブラシで軽く粉のクリーニングはしております。

お見積り、お問い合わせについて

下記のような場合はお気軽にお問合せください。
・商品に関するご質問、ご相談
・最小ロットに満たない場合のお見積もり、ご注文依頼
・大口のご注文を検討のお客様
・石塀の補修など、形状が少し異なる場合のご相談
・オーダーカットをご希望のお客様

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